-Niemals-Gasse-ログ6/16その11

叩きの構造 -Niemals-Gasse-
http://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060616/p11
以下、該当記事と、そこに記載されたコメントをすべて転載します。

■[blog][非モテ]叩きの構造

 近くのコンビニで万引きが横行していた。目に余ったので私は、地域の会合で「コンビニの品物を持って行くなら代金を払え」と発言した。

 すると、なぜか私が非難を浴びた。「コンビニで買い物をして何が悪いのだ」いや、それは違うだろう。そんなことは言っていない。

 しかし、私を取り巻く非難の渦は止まらなかった。その場にいなかった人までが駆けつけてきて、あっという間に私は悪者にされた。曰く、キモい。曰く、変人である。曰く、異常者である。曰く、変質者である。私が何をしたというのだろうか。

 余りのことに堪えかねて、ついに私は激昂してしまった。そして、私を侮辱した者を一人一人面罵していった。

 すると、さらに新たな者達が現れて、

「あなたの行動が誤解されるのが悪いのよ」

などと、したり顔で説教をする。

「どう言うかだけではなく、どう受け取られるかの問題なんだから」

 いや、待ってほしい。そもそも、どこに誤解の余地があるというのか。

 でももうダメだ。私は既に「変質者」ということにされている。街を歩けば子供は悲鳴を上げて逃げる。バスやタクシーは乗車を拒否される。近所の喫茶店にも入れない。

 従来から私の陰口を言っている輩が多いことは知っていたし、そういう輩があの場に何人か混じっていたことは知っている。だがそれを知っていたからといってどうなるものでもない。一旦醸成された「空気」はとどめようもないのだ。どうしたら良いんだ……。


Permalink | コメント(0) | トラックバック(0)


# jo_30 『最近の傾向でしょうか。

「辛めのコメント」は、私は「辛めのコメントに耐えられない(つまり論理的に事項に対する批判力を持たない)人を読者から除外する」ためのある種の必要悪であり、言ってみればちょっと癖のある調味料、スパイスであるとも思っていますが(スパイスしかない料理というのはまた食べるに値しませんがLeiermannさんの文章はきちんと食材(論理)とスパイス(辛口のコメント)がバランスを保っていると思います(それにしても、こういう比喩にいちいち注釈をつけなくてはいけないのってちょっとどうなのか、と思うわけですが…))、スパイスのきつい店に食事に行って「お前の店の食事はスパイスがきつくて食えん!」と文句を言う行為がよってたかって正当化されているような気がする。みんながマクドナルドのような平均的な味にならされて、しかもならされているということに気付いていないせいか、自分が受け付けないものを「悪」として断罪することになんの「恐れ」も抱かないのは、すごく変だと思います。そういう人は世の中の店が全部マクドナルドになればいいと思っているのか…と書いて思うけど、本当に彼らはそう思っていそうで怖い。「貧しい」時代です。

とりあえず、「少数の為の趣味の店」に来て、「マクドナルドのような味」を要求することは、好みの多様性という観点から見ても明らかにおかしいし、そもそも前者は後者とは目指すところも性格も異なるもので、ひとしなみに論じようとすること自体が前者への暴力となりうると私は思います。

とりあえず「空気」とやらが「醸成」されても、そういうことは考えずに読んでいる読者もいます…少なくともここに一人…とお伝えしておきます。』 (2006/06/17 13:04)


# jo_30 『えっと。長々書いた割に意味が分かりくい気がしたので(済みません)補足しておきます。

上のコメントの主旨は「Leiremannさん、大変ですね」と「まぁそう世の中捨てたもんじゃないですよ」と、それから「中絶の話、このまま途中で消えちゃうのかなぁ…」です。一応m(__)m。』 (2006/06/17 13:34)

これは、私が興味を持ったブログの管理者が、なんらかのログを削除・改変していたときのための保存用です。

これが公開された時は、何らかの改変・削除があったものと思ってください。

改変・削除された部分はわかり次第、強調文字にしておきます。